入曽自転車生活

サイクリスト向けアパレルブランド「IRISO」のディレクターをしているヒラヤマによる、自転車のある生活をつづったブログです。

道路交通法を理解しよう!自転車は車道を走るものだと理解しよう!

※この記事は、自転車インフォ(jitensya.info)というブログで2017年6月19日に書いたものを一部加筆修正し、転載したものです。基本的に書いた時点での考えや感想です。

今から約一年前の2016年6月1日。
道路交通法が改正されて、自転車の交通ルール違反が積極的に取り締まられるようになったことは、結構ニュースになりました。
その時に「自転車は基本的に車道を走ること」「やむを得ず歩道を走る場合は徐行」とさかんに言われていたけど、皆さんこれはしっかり守っていますか?

未だに歩道を普通に走る自転車をよく見かけるし、逆に車道を走っている自転車を邪魔だと思ってる車のドライバーも多くいそうですね。
実は私もこの前車道を走っていたら、クラクションを鳴らされました。ドライバーからすれば、邪魔だから歩道を走れよ!ってことでしょうね。
自転車は車道を走らなくてはならないものなのですが。

去年の道路交通法改正以来だいぶ意識は変わってきたとは思いますが、まだまだ日本の社会では「自転車は歩道」という意識が根強いと感じますね。
でも正しくは「自転車は車道」なのです。自転車は法律上「軽車両」という扱いで、自動車などと同じように交通規則が決められているのですから。

でもこれは、一年前の法改正でそうなった訳ではありません。自転車は明治時代の100年以上前からずっと、車道を走るべきものと日本の法律で定めれてきたのです。 だから「自転車は車道」という話は、今更ながら本来あるべき正しい形に戻そうという動きなのです。

では何故今そういう話が出てきたのでしょうか?

去年の12月に公布された「自転車活用推進法」というものがあります。これは、自動車の代わりに自転車を使えば環境への負荷を減らせるし、健康増進にも役立つから、自転車を積極的に活用しようというものです。その前提として「自転車は車道を走る」ということがとても重要になってきます。

自動車での移動の代わり自転車を使うことで、排気ガスなどの削減につながりエコとなります。自動車の代わりになるためには、自転車は車道をある程度のスピードでしっかりと走らならなければなりません。歩行者と一緒にノロノロと歩道を走っていては、自動車の代わりではなく、歩行者の代わりになっているだけです。それではエコになりません。また、歩道をノロノロ走る程度の運動強度では、健康増進にもつながらないでしょう。

歩行者保護という観点からも、自転車は歩道を走ることは避けるべきです。自転車は金属や硬いパーツの塊で、スピードを出すことができます。これは歩行者を傷つける可能性のある、非常に危険な乗り物です。歩道は交通弱者である歩行者を守るためのものなので、基本的に自転車はそこを走るべきではありません。

自転車ナビマーク。自治体ごとにデザインが異なるようです。

自転車ナビマーク。自治体ごとにデザインが異なるようです。

私の住んでいる練馬ではこの写真のようなマークが道路の端に描かれるようになりました。
これが出来てから、車のドライバーにも「自転車は車道を通らなくてはいけない」というメッセージを伝えられているようです。このマークのおかげか、クラクションを鳴らされたり、いじわるで幅寄せされることが体感的にとても減りました。これはどんどん増えていって欲しいですね。