入曽自転車生活

サイクリスト向けアパレルブランド「IRISO」のディレクターをしているヒラヤマによる、自転車のある生活をつづったブログです。

PINARELLO DOGMA F10とF12はどちらのデザインが優れているか、ケリをつける

すごく大きく構えたタイトルになっていますが、違います。

この記事は、F12が前モデルからたった2年で登場してしまい、いきなり型落ちフレームになってしまったF10ユーザーを勇気づけるための記事です。

その悔しい気持ちをどう整理して、どう強がるのかを伝えるための記事です。

そこのF10ユーザーの皆さん、是非お読みください。F10の方が良いデザインだと、自信を持って言えるようになるはずです笑。

まず、私についてです。私は2019年の3月にF10が納車されました。
そしてF12が発表されたのが、5月です。つまり、「オレは最新のフレームに乗ってるんだー」と思えたのは、たった2ヶ月です。たった2ヶ月で型落ちという現実を突きつけられました。

「でもF10の方が格好いいと思えるかも」と、発表されたF12の写真を粗を探すつもりで見たものです。

サイクルモード2019会場にて撮影したF12

サイクルモード2019会場にて撮影したF12

こちらが最新型のF12。

自分のF10

自分のF10

こちらが秒で型落ちした私のF10。

はっきり言います。私は、フォルムとしてはF12の方が格好いいと思います。
抑揚のある武骨なフォルムは、格好いいですよ。それと比べるとF10は大人しめで、つるんとしちゃってます。フォルムとしては、F12の方が格好いい。それはそうだと思います。

しかしF10ユーザーの同士たち、ここで諦めないでください。それでもF10の方が優れたデザインだということを、ここから論証していきます。

あくまでフォルムだけ

私は先ほどから、F12の方が“フォルム”はよいと言っています。

フォルム【ふぉるむ】とは……見た目の形。形体。シルエット。フォーム。

そう、あくまで単純な見た目は、という意味です。
そこに“デザイン”という視点をもってF10とF12を比較すると、意味合いが変わってきます。

デザインとは?

デザイン【でざいん】とは……設計。図案。意匠。また、製品の機能や美的造形を考慮した意匠計画。

重要なのは最後の部分です。要約すると、「製品の機能を考慮したフォルム」であること、それがデザインといっているのです。

DOGMAの機能とは何なのか?

DOGMAは、オンロードレースのためのバイクフレームです。
つまり、舗装された道の上をより速く走るための機能を持ったものなのです。

そうなるとデザインとして大切なことは、そのフォルムからどれだけ「スピード感」を感じられるか、ということです。前項の「製品の機能を考慮したフォルム」であるか、という話ですね。
どんなに速く走れる機能をもったフレームでも、見た目が鈍重で遅そうなイメージのフォルムでは、それは優れたデザインとは言えません。

さぁ、この視点からF10とF12を見比べるとどうでしょうか。どちらのフレームの方が「スピード感」を表していますか?

それはもちろん、より流線型でシャープなF10の方でしょう。「スピード感」を感じます。
一方のF12は力強さや頑丈さといった、どちらかというとオフロードレーサーよりのタフなイメージを発しています。

そうです、単純なフォルムでいえばF12の方が格好いいかもしれませんが、オンロードのレーシングフレームのデザインとしては、F10の方が正しくて優れているのです。
これが結論です。

F10ユーザーの同士たち、納得していただけましか?この事実を心の中ので叫び、悔しい気持ちを紛らわせましょう。

……F12の方が風洞実験で空気抵抗を〇%低減していて速く走れる?

あーあー聞こえない。聞こえない。