入曽自転車生活

サイクリスト向けアパレルブランド「IRISO」のディレクターをしているヒラヤマによる、自転車のある生活をつづったブログです。

一般的なサイズより狭い380mm幅のアルミハンドルにこだわる小さな2つの理由と大きな4つの理由

今使っているハンドル。

PLTコンパクトハンドルバー

PLTコンパクトハンドルバー

PROのPLTコンパクトハンドルバー、幅380mmで、アルミ製です。

一般的に男性だと400mmを使用していることが多いと思います。私自身も、Y'sロードのバイオレーサーで測定したところ、400mmのハンドルが適当と言われました。
それでもあえてこの幅を使っています。

またこのハンドルには1つ問題があって、厳密にいうとDi2に対応していません。
電子機器を繋ぐコード類はハンドル内に通す必要があるのですが、このハンドルにはそのための穴が開いていません。そこでコード類をハンドルの外側に沿わせて、バーテープで無理やり巻いています。シマノは多分、この方法はNGにしていたと思います。

ショップでも「Di2用で、もっと軽くていいハンドルありますよ」とよく言われます。

フレームやホイールやサドルをカーボンにしても、コンポーネントをDURA-ACEのDi2にしても、ハンドルだけはこのセカンドグレードの狭くて重いアルミのハンドルを使い続けているのには、理由があります。

本当はそれほど気にもならない、小さな理由が2つ。これは気になるという、大きな理由が4つ。

まずは小さな理由から述べさせていただきましょう。 

小さな理由1

肘を開いてしまう癖があるから。

私は乗っている時に、肘を外に開いてしまう癖があります。
それを内側に入れようと意識しながら乗るくらいなら、最初から狭いもの使えばいいという発想です。1cmずつ内側に腕が入るのですが、そうすると肘も自然に閉じるような気がするのです。

小さな理由2

下ハンを持った時のしなり具合がちょうどいいから。

ブラケットポジションの時はどんなハンドルでも何も感じないのですが、下ハンを握って力を込めて漕ぐ時のしなり具合は結構気になります。
MOSTのアルミや3Tのカーボンなどいくつかを使ったことがあるのですが、このPLTのアルミハンドルのしなり具合が、一番自分のペダリングのリズムに合っているような気がします。

まぁ、それっぽいことを書きましたが、この2つは実はどうでもいいレベルです。
本当は、気にもならないかもしれません笑。
そして本当に気になる大きな理由が以下です。

大きな理由1

狭い方が格好いいから。

モーターバイクのストリートカスタムでも、ナローが正義みたいな考えがあるじゃないですか。それと同じノリです笑。
狭い方が格好いい、だから380mmは400mmより格好いい。

大きな理由2

エアロハンドルがエイに見えるから。

エイを感じる

エイを感じる

ヴェンジもマドンも、エアロロードは全般好きです。格好いいと思います。
でも何故か、ハンドルだけは拒絶感があります。ごく個人的な感覚でしかないのですが、平べったいハンドルがエイみたいに見えてしまい、好きになれないのです。
なので、エアロ形状のハンドルは選択肢から外れてしまいます。丸パイプのノーマルハンドル最高。

大きな理由3

ステムの事情。

ステムもハンドルと同じ、PLTグレードのものを使用しています。
このPLTのステムがなかなか変わっていて、角度が10°なのです。
今は一般的には6°が多いですよね。ホリゾンタルにしたければ、17°です。

トップチューブのスローピング角度とほぼ同じ

トップチューブのスローピング角度とほぼ同じ

そしてこの中間の10°という角度は、私が乗っているバイクのトップチューブのスローピング角度とほぼ同じなのです。
スローピングから流れるようなラインでつながるステム。美しいです。見た目的にここは非常に大切なポイントです。

そのため角度は10°が必須なのですが、この角度のステムはどのメーカーもほどんどラインナップしていないのが実情です。

大きな理由4

ステムとハンドルのブランドを合わせたい。

ステムとハンドルは、同じメーカーの物を使うことはもちろん、そのグレードやグループも揃えたくないですか?というよりこれが違うと気持ち悪くないですか?

以上が理由です。

ということで、ここまでの理由をまとめると、以下のようになります。

  • ポジション的に狭い物を使いたい
  • しなり方が好みに合う
  • ナローは格好いい
  • エアロ形状ではないノーマルハンドルがいい
  • ステムの角度は10°がいい
  • ステムとハンドルのブランドを合わせたい

これらの条件に全て当てはまるハンドルとなると、逆にPLTのアルミのコンパクトハンドルくらいしかなかったりします。

 

と、ここまで自分のハンドルの好みを語ってきました。

けど、今のロードバイクってどんどん一体化が進んでいるじゃないですか。
ヴェンジのあのびっくりするくらいの速さと乗り心地も、メーカーが全てを計算して、ハンドル周りもサドル周りも足周りも全て一体化させたからこそ実現できたのだと思います。

でもそんなメーカーのお仕着せのバイクに乗るのって、少しつまらないと思いませんか?
自分の好みやこだわりでパーツを自由にカスタマイズする。私はそこにこそ、ロードバイクの魅力があると感じています。

こだわってるよー!オレはこだわってるよー!!笑

こだわってるよー!オレはこだわってるよー!!笑

「F10でフルデュラでBORAだけど、ハンドルはアルミのノーマルハンドルでいいんだよ!」

そのこだわりと外しが格好いい!と自分で思ったりします笑。