前回に引き続いて、クロスロードをグラベル化しています。
今回は変速系をシマノのまぁまぁよいグレードのものにしたいと考えていますので、ブレーキもそれなりのものに変更しました。
Vブレーキは、今はもう新しく開発されていないことを知りました。現状で手に入るのもので一番上位のグレードは、デオーレのT610シリーズのもの。これ自体も2013年に発表されたものです。
マニュアル通りやったら簡単に取り付けられました。
このブレーキの前は、テクトロのVブレーキとメーカー不明のレバーを組み合わせて使っていました。
正直な話、テクトロのブレーキってロードバイク界隈ではあまり良い評判を聞きません。しかし私は全然不満はなく、「しっかり効くじゃん」と思っていました。
しかしこのシマノのブレーキに換えて、その違いに驚きました。フィーリングも制動力も桁違いです。
フィーリングはともかく、この制動力はクロスバイクの街乗りにはオーバースペックかもしれません。それなりの速度が出ていても、思いっきり握ったら一瞬でフルロックしそうな予感がします。
そういう意味でいうと、テクトロのVブレーキは街乗りにはちょうどよい力です。
メーカーや製品ごとに、開発の意図はそれぞれあるでしょう。
そんなデオーレブレーキなのですが、レバーの形が微妙に握りづらいとは思っていました。調べてみると、取付位置が間違っているようでした。
ブレーキレバーには、2フィンガーと3フィンガーがあり、レバーのT610は2フィンガー、T611が3フィンガーのようです。
私が買ったのはT610なので、2フィンガータイプでした。そのため2本の指で自然に引ける位置にレバーを移動します。
調整した結果、レバーはこのような位置になりました。見た目的にもレバーが内側にある方が格好よいですね。
次はポジションを出しについてです。つづきます。