続いては、ポジションの話です。
これまでこのクロスバイクは駅まで行く用途以外に乗ることはなかったので、ポジションとか細かいことはあまり気にしていませんでした。
しかしカスタムを進めグラベルを走ることを考えると、少し走りづらいポジションだと感じ始めました。
具体的に言うと、サドルを後ろに下げ、ハンドルを上げたいです。
そこで、シートポストとステムの交換でポジションをいじります。
東京サンエス・DIXNAのシートポスト。
これを選んだ理由はオフセット幅が35mmと大きいからです。
またシートクランプのボルト締めもやりやすいような形になっていたり、細かな工夫を随所に感じるとてもよい製品です。
これまでは、エモンダALR5に装着されていたボントレガーのシートポストを使っていました。オフセットの差は一目瞭然です。
ついでに重さも測っておきます。電子はかりに乗らなかったので、非常にクラシックなはかりを使っています笑。
重さは約300gです。
DIXNAのシートポストは約250g。自転車のパーツで50gの差は結構大きいですよ。
つづいてはステムの交換です。
こちらロード用のステムを装着しています。なんとなく雰囲気が合わないような気がします。またクランプ部分は31.8mmなのですが、バーは25.4mmなのでシムを噛ませています。
全体的にスマートではないので、ステムを換えるついでにハンドルを上にあげます。
ギザプロダクツ。この名前を見るといつもしょこたんを思い出します笑。「ギザ」もう言ってないのかな?
クランプ径:25.4mm、アングル17°(これまで使っていたものは10°)です。通常はホリゾンタル用ですが、これを逆向きに取り付けることで高さを稼げます。
シンプルな形にツヤのある黒、美しいですね。
取り付けるとこんな感じです。トップチューブのスローピングに逆らってさらに上を向くステム、クロスバイクっぽくっていいですね。
これでシートを下げて、ハンドルを上げました。上が新で、下が旧です。
パッと見違いが分かりづらいですが、シートは結構下がっています。
次は一番面倒くさくて最後まで残していた、駆動系・変速系に手を入れます。つづきます。